小田桐あさぎさんの新刊「女子のコミュ力」の内容と感想は?アサギストOGが読んでみた

ロミちゃん

小田桐あさぎさんの魅力覚醒講座を2023年から受けているロミちゃんです。
この記事では、2024年11月に発売された小田桐あさぎさんの4冊目の著書「女子のコミュ力」について内容紹介と、私の感想をネタバレにならない程度に綴っています。

目次

「女子のコミュ力」の著者はどんな人?内容は?

著者・小田桐あさぎさんについて

「女子のコミュ力」は小田桐あさぎさんというドバイに住む年商14億のママさん起業家が書いています。

本書は小田桐あさぎさんにとって4冊目の著書で、すばる舎から出版されています。

YouTubeやSNSで見るあさぎさんの姿は、髪がピンクや金髪、服もブランドロゴが目立つものが多く、派手な印象です。

ちなみに「コミュ力」は「コミュニケーション力」の略です。

「女子のコミュ力」の内容

全5章の目次から抜粋した内容は以下のとおりです。

  • なぜ人間関係がこじれてしまうのか
  • 我慢と犠牲をやめることのすすめ
  • 願いを叶えるコミュケーションの取り方の紹介
  • 嫌な人が勝手にいなくなる方法
  • ケース別のお悩み解決策の紹介(家族、職場、親子、恋愛など)

「女子のコミュ力」を読んだ理由

同じ著者が過去に書いた本がとても良い内容だったから

まず、私は小田桐あさぎさんが過去に出した3冊の本を全部読んだことがあります。

そして、どれも自分の想像の範囲から飛び出たことが書かれていて、目から鱗が落ちる思いをしました。

自分にない考え方をする人の話は聞いていて面白いので、4冊目の「女子のコミュ力」も、発売されてからすぐ手に入れて読みました。

ロミちゃん

小田桐あさぎさんが過去に出した本は、
「嫌なこと全部やめたらすごかった」(嫌すご)

「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」(ちゃん卒)

「女子とお金のリアル どうしたらお金のある人生になるんですか!?」(女子カネ)
の3冊です。

こちらも既存の思い込みをいい意味で壊してくれるのですごくオススメです!

3冊目「女子とお金のリアル」の出版後には、長期の講座の募集がありました。

そこで「もっとあさぎさんの考え方をインストールしたい!」と思ったので、私は講座(魅力覚醒講座)を受講することにしました。

魅力覚醒講座を受ける前と、受けてからの変化はこちらに詳しく書いてあるので良かったら読んでみてください。

人の悩みの大半は人間関係だから

今悩んでいることを思い浮かべてもらうと気付くかもしれませんが、悩みのほどんどは人間関係で、他者が絡みます。

そして、他者と関わって生きていくにはコミュニケーション能力(コミュ力)が重要になってきます。

世の中にはコミュニケーションをうたった本はごまんと出ています。しかし、そのような本を書いている方の中で、小田桐あさぎさんほど常識とか慣習を一切無視して自由に生きている人はいないと思います。

そんなあさぎさんが語る「小田桐あさぎ流コミュニケーション」を知りたいと思って読みました。

「女子のコミュ力」で心に響いた箇所

衝撃の事実!日本人女性のコミュニケーション力は低い

実は、日本人の女性はコミュニケーション力が低いのです。

意外に思われる方もいるかもしれません。

おそらくそれは、日本が「おもてなし」の国として有名だからではないでしょうか。

また、日本人女性は奥ゆかしくて従順だから世界一モテる、と言われることもあります。

ただし、「女子とコミュ力」を読み進めると、その「モテ」は果たして本当に良いことなのか?従順だからという理由で選ばれる女性たちは本当に幸せなのか?ということが疑問に思えてきます。

そして、なぜ日本人女性のコミュ力が低いのかは、長く続く日本の文化が影響しています。

  • 日本の教育現場では、自分の意見を発表する場が極端に少ないので、自分の気持ちをを言うことに慣れていない。
    「答えた用意されている問いの回答や、模範回答しか求められたことがないと思います」(25ページ)
  • 日本では長らく「女性は家庭を守る」という価値観だった。そして、子育てを担う母親から見て同性である娘は、特に「外に出しても恥ずかしくないように」と厳しく育ててしまう。
    「女性のほうが家庭で厳しく育てられ、能力を発揮する場がない環境だった」(29ページ)

このように、教育のカリキュラム上、全体的に日本人は自分の意見を言うのが得意ではありません。

そして、特に女性は家庭内で親やきょうだいに逆らってはいけない雰囲気があり、自分の本音を言うのは悪とされる文化でした。

自分の本音を言えるようになる魔法の言葉:「あなたはどうしたいの?」

では、そんな「自分の本音を言わないこと」に慣れきっている私たちがコミュ力を上げるにはどうしたら良いのでしょうか?

それには、常にこの言葉を自分に問いかけることが大切だと感じました。

「あなたはどうしたいの?」

自分に問いかけること、つまり自分とのコミュニケーションです。
例えばこんなシチュエーションの時、感情に蓋をしていないでしょうか。

  • 今本当にお腹が空いている?
  • 部屋の温度はちょうどいい?
  • みんなはビールって言うけど、本当は何が飲みたい?
  • 頂き物のお菓子、どれが一番欲しい?
  • 旅行で回るところ、周りに合わせちゃってない?

私も、こういう場面では「大丈夫」や「何でもいいよ」は封印しようと思いました。

今すぐできること:自分の体のサインを無視しない

「自分はこうしたい」を大切にするために、今すぐでも、毎日でも実践できることがあります。

「トイレへ行きたい時に行ってますか?」(75ページ)

何言ってるの?という声が聞こえてきそうですね。
でも、実はすごく大事なことなんです。

常に周りの対応に追われて自分のことは後回しにしていて、お手洗いに行くのも我慢していませんか?

ロミちゃん

実は私も、以前会社で「あと5分くらいでこの作業が終わるからその後行こう」なんてことをよくやっていました。
でも5分後には別の用事を頼まれることもあり、大した頼まれごとじゃなくても「なんで今・・・」みたいな気持ちが滲み出ちゃうと思います。
ムダにに負の感情を量産しないためにも、自分で自分を大切にして、常にゴキゲンでいるって大事ですよ♡

まとめ

「女子のコミュ力」の要約

「女子のコミュ力」を読むと、以下のようなことを知ることができます。

  • 日本人女性は自分を主張するコミュニケーションが苦手であること
  • よくある悩みの原因もコミュニケーション力(コミュ力)の低さが関係していること
  • 具体的な場面でのコミュニケーションの取り方

他の本との大きな違いは、自分の体と心の声を聞いてコミュニケーションを取ることの大切さを説いているところです。

「女子のコミュ力」はどんな人におすすめ?

タイトルに「女子の」とあるので、もちろん全ての女性にお勧めしたいですが、私が特に読んで欲しいのは日頃仕事で他者のお世話やサポートをしている人です。

例えば医者、看護師、介護士、秘書、保育士、母親・・・

こういった立場の方は、職業柄、自分より他人を優先してしまうのが当たり前になっています。
仕事ではその美点を発揮してほしいですが、自分のことも、他人と同じくらいかそれ以上に大切にしてほしいです。

ロミちゃん

私も秘書の仕事をしているのですが、周りを見ていると本当に優しい方が多いです。
反面、控えめなあまり、つい自分のことを後回しにしている印象もあります。

私も昔は無意識に我慢を重ね、勝手にストレスを溜め、心身に不調をきたしてしまいました。

この記事を読んでいる方にはそうなってほしくないので、ぜひ「女子のコミュ力」を読んで、我慢しない生き方を身に付けてもらいたいです!

小田桐あさぎさんの新刊「女子とコミュ力」は全国の書店またはオンラインで発売中です。ここでは紹介しきれない「我慢せず自由に生きるための工夫」がたくさん詰まっているので、ぜひお手に取ってみてくださいね♪

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そして、途中にも書きましたが小田桐あさぎさんは魅力覚醒講座という5〜6ヶ月にわたる講座を主宰しています。
嫌われる勇気」で有名なアドラー心理学をベースにしているので、対人関係で悩みを抱えている人にはとてもオススメの内容です。
過去の私のように、「あさぎさんみたいに人の目を気にせず自由に生きたい!」と思った方は下記の講座の案内もご覧ください。

次回の魅力覚醒講座の募集について

小田桐あさぎさんが直接講義を行う形式での魅力覚醒講座は、2024年12月に募集を締め切りました。次回の開講は、時期・形式ともに未定です。(おそらく21期の内容を動画で販売すると言われています。)

ただし!がっかりする必要はありません!

魅力覚醒講座の卒業生は、自分でもあさぎさんのテキストを使って講座を開いて良いことになっています。私自身も、2025年中に開講を目指して準備中です。価格も、あさぎさん版よりかなりお得に設定させていただく予定です。

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