アラフォー会社員のロミちゃんです。私の職場では子育てをしながら働いている女性がここ数年でものすごく増えました。ただ、その分私のようなフルタイム勤務のメンバーがサポートする場面も増えました。
それで苦しくなっていた時に、小田桐あさぎさんという起業家が広めている「ちゃん卒」(私、ちゃんとしなきゃから卒業)の考え方を実践したらとても楽になりました。
ちゃん卒とは、「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業すること
「ちゃん卒」は「私、ちゃんとしなきゃ」という思い込みから卒業するという意味です。
2020年には同タイトルで書籍も出版されています。
簡単にいうと、現代人、特に女性は仕事や家事・育児と様々な役割を求められて、全部カンペキにこなさなきゃ、とがんじがらめになっています。この本にはそんな呪いから解放されるためのコツが書かれています。
本には仕事や家事・育児にまつわる「ちゃんとしなきゃ」を排除していく話が書かれていますが、私がずっと抱えていた呪いは「私フルタイムだし子供もいないんだから、ちゃんと育児中の同僚のサポートをしなきゃ!」でした。
時短ワーママのフォローに疲れた
同僚の復帰は嬉しいけどフォローがしんどい!そんな自分を責めていた
具体的な「ちゃん卒」を紹介する前に、私の話をさせてください。
私は新卒で就職した会社で15年以上働いています。長く続けられている理由の一つが、人間関係が良いことだと思っています。若手いびりをする先輩もいないし、後輩も素直な子たちばかりです。
だからこそ、メンバーが辞めてしまう時はとても寂しいと感じました。本人が納得していれば良いのですが、退職理由が「保育園が見つからない」「両立できなかった」等の不本意なものだと、なおさら悔しさも感じていました。
新型コロナをきっかけにリモートワークが導入され、ほぼ同時期に時短勤務ができる期間も長くなりました。私も最初は「これで辞める人が減るはず!」と喜んでいたのですが、ペアを組んで仕事をする相手が育児のため時短で働いていると、いろいろと問題も発生するようになりました。
- お子さんの体調不良を理由に、週1回の在宅勤務を2回・3回に増やす
(そして増やした在宅勤務の分は、どこかで調整することはない) - 場合によってはその人の代わりに自分がスケジュールを変更して出勤する
- 自分が休みを取った日にペアの社員が急に出勤できなくなり、オフィスにチームメンバーがいない
(それが続くと休みづらいと感じる)
子供の有無に関係なく、こういったリスクは誰にでもあります。ただ、小さいお子さんのいる方は頻度が他の社員に比べてずっと多く、その度に自分がフォローしなければいけないため、だんだん「また?」という気持ちになっていました。
でも、そんな風に思うなんて心が狭いって、ずっと自分を責めていました。
小田桐あさぎさんの魅力覚醒講座を受けてみたら
そんなある日、小田桐あさぎさんが「魅力覚醒講座」という長期講座を募集しているのを知りました。
「ちゃん卒」の本を読んだのはその3年前で、面白いと思って付箋もたくさん貼っていたのに、自分の生活にはそこまで取り入れられていませんでした。
魅力覚醒講座を受けることにした一番の理由は「お金がない」と言い続ける人生を変えたいと思ったらからです。
でも、講義を聞いたり、課題に取り組んでいるうちに、この「同僚のフォローに疲れた、皺寄せが辛い」という悩みに対しても、考え方を変えて楽になることができました。
魅力覚醒講座で学んだ「ちゃん卒」3か条
では、具体的に私が楽になれた考え方を紹介していきます。
心得①人を助けるのは余裕のある時だけでいい
人のために何かしてあげるのは、自分に余裕のある時だけでいいんです。
小田桐あさぎさんはよくシャンパンタワーに例えているのですが、シャンパンタワーの一番上が自分、その次の段が家族や友人など近しい人、その次が顔見知りぐらいの人とします。シャンパンは上から注いで一番上をいっぱいにしないと、次のまでシャンパンは行き渡りません。それと同じで、まず自分を満たして幸せにしてあげてからでないと、他人を幸せにはできないのです。
自分が幸せでないまま人に何かやってあげようとすると、どうしても見返りを求めたり、思うような結果にならないと不機嫌になったりしてしまいます。
なので、自分を犠牲にしてまで他の人に尽くさなくていいんです。
私のケースでいうと出勤日を毎回無条件で交代してあげなくてもいいんです。交代に応じるのは自分の心に1%も「嫌だな」がない時のみにしましょう。
心得②手を動かすのは自分でなくてもいい
細かいことに気が付いても、手を動かすのは自分でなくてもいいんです。
おそらく、この記事にたどり着いた方は自分より他人を優先しがちな優しい方だと思います。優しいからこそ、フォローできない自分、疲れてしんどいと思ってしまう自分をダメだと責めていたのではないでしょうか。
そんな方は、人より気配りができて、みんなが見落としがちな問題にも気付けると思います。
だからと言って、気付いたものを全部自分で拾って対処しなくてもいいんです。
「〜〜なんですけど、対応できる方いますか?」と周りに呼びかけたり、責任者に伝えたりするだけでいいんです。
心得③フォローができないのは組織のせい。自分のせいにしない
本来、マンパワーが不足したら補充するのは組織の役割であり責任です。1人の社員には何の落ち度もないので、自分を責める必要はありません。
あなたは2人分の仕事量をさばくために雇われたのではありません。たまたま、一緒に仕事をしている仲間のマンパワーが家庭の事情で一時的に減ってしまっているだけです。
1人分の、自分に与えられた量をこなすだけで十分なのです。
最初の方に書いた「自分が休んでいる時にフォローしてくれる人が休んだり、在宅勤務に変更したりするかも」という問題も、心配しだしたらいつまでたっても休めないので考えるのをやめました。もしフォローしてくれる人に何かあったら、その時はその時です。
もちろん人不足の状態が続くのは大変なので、同時に人を増やして欲しいと伝え続けるのは大事です。
でも、自分の気持ちのあり方を変えるだけでかなり楽になりますよ!
まとめ
このように、私はちゃん卒の考え方を取り入れて、罪悪感やイライラを感じることもなく、周りの人と良い関係を保ちながら働けるようになりました。
また、ちゃん卒を教えてくれた小田桐あさぎさんの魅力覚醒講座では、自分を大切にして、もっと自由に生きるヒントをたくさんもらいました。
その結果、同僚のフォロー問題以外にもたくさんのことが好転しました。下記はその一例です。
- 節約が趣味で、何をするにも値段で判断していた。
→自分にお金をかけることを許可できて、豪華な旅行や食事も楽しんでいる。 - 同世代の友達が育児中でなかなか会えない。友達を子供に取られたようで寂しかった。そう感じる自分もイヤなヤツと思っていた。
→子供の有無にかかわらず、本音で話せる友達がたくさんできた。 - 仲間外れにされた経験から、自分を出すのをやめて無難ないい人のふりをしていた
→写真撮影、コンテストへの応募など、以前なら遠慮していたことにチャレンジできるようになった。 - 宗教やネットワークビジネスに誘われやすく、自分はカモでしかないと思っていた。すぐ断ればいいのに荷が重くて無視し続ける。
→不要なものは気楽に断れるようになった。自己肯定感も上がった。
もし、私の変化や、魅力覚醒講座に興味を持った方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
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